「リトルバスターズ!に見るリーダー論増補版」通販/電子書籍版の案内

昨日の名古屋で頒布した「リトルバスターズ!に見るリーダー論 増補版」ですが

「とらのあな」通販でも委託しています。
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/42/45/040030424549.html
(委託手数料込みの為、即売会価格よりは割高になっております。ご了承下さい。)

またこちら、「とらのあな電子書籍」とセット割引を設定していますので、実質+100円で電子書籍版もお求めになれます。
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/2000/00/23/042000002339.html
(単体だと600円にしてあります。書籍版よりは100円安いです。印刷・在庫リスクが無い分割引ということで。)

また、epub版は、”パブー”にて公開しています。
http://p.booklog.jp/book/109240

こちらは、「こぴかな時々あー++」epub版とのセット割引を設定しています。
対応OS/アプリの範囲が若干狭いですが、こちらのepub版が一番お買い得な設定にしてあります。

9月の即売会での頒布予定は、後日お知らせします。
一応申し込んではいるのですが、ちょっと赤字が酷いので、参加するか決めかねているので。
遠隔地だと、本だけで無く自分自身の送料もかかっちゃいますからね。。。

SMAPとは即ちKeyである

Kanon AIR CLANNAD Planetarian リトバス/
クドわふ
Rewrite Charlotte
S: 栞・沢渡・佐祐理・斉藤・ そら・白穂・ 坂上・早苗・志麻・相良・春原・ シオマネキ・ 椎菜・笹瀬川.佐々美・沙耶・三枝・瞬・咲子・ 静流・千里・咲夜・宗源・しまこ・洲崎.周一郎・桜・ 俊介・七野・サラ・白柳
M: 水瀬・舞・真琴・美坂・美汐・ 観鈴・美凪・みちる・ 宮沢・美佐枝・ 美魚・マスクザ斉藤・ ミドウ・ 美砂
A: あゆ・秋子・天野・相沢・ 秋生・敦子・ あーちゃん先輩・あや・有月・ 朱音・旭・新・ 歩未
P: ぴろ・ ポテト・ ぱに・ プー

https://twitter.com/agbysx/status/765350392246865920
↑のツイートを見て「SMAPとは即ちKeyである」ということを主張したくなったのだが140字で収まらなかったのでこっちに掲載しておく。

SMAPとは即ちKeyである

8/21・コミックライブ名古屋C11(複写)

本拠地BLOGでも告知しましたが、こっちしか見てない人もいると思うので、全く同じ内容のコピペですがこちらでも告知します。


8/21・コミックライブ名古屋(名古屋市国際展示場・ポートメッセなごや)の配置番号が
C11
で通知が来たので、告知しておきます。

配布予定物は、Key系ページで告知しておりました新刊
「リトルバスターズ!に見るリーダー論 増補版」
表紙_色つき
(頒価:700円)

他、この1年で出した旧刊は基本残りがあるので、全種類持参します。
えっと、何がありましたっけ。

瀬戸川家”討議資料”
瀬戸川家”討議資料”300円

瀬戸川家で語る駅メモ
瀬戸川家で語る駅メモ300円
S妹!ともりちゃん前編
S妹!ともりちゃん前編500円
こぴかな時々あー++
こぴかな時々あー++300円
naeca
naeca
S妹!ともりちゃん中編
S妹!ともりちゃん中編600円
「童貞を殺す友利と歩未」アクリルキーホルダー
「童貞を殺す友利と歩未」アクリルキーホルダー600円

「佳奈多が理樹を」アクリルキーホルダー
「佳奈多が理樹を」アクリルキーホルダー


改めて見るとえらい多いな。
あまりにも数が多くなってしまったので全種類机の上に並べるのは無理ナノデ、机に並べずお品書きを見て貰って注文、という形にするかもしれません。
あと、naecaは持参しないかもしれません。

9月に、大阪・沖縄(委託)・大分での参加を予定しておりますが、それ以外の地域にお住まいで名古屋に来られない方は、とらのあな通販をご利用下さい。
(※「S妹!ともりちゃん前編」と「瀬戸川家で語る駅メモ」は委託期間が終了してしまったので、電子書籍版をご利用下さい)

8月なんやかやと予定が入ってしまって体調面が不安ではありますが、昨年12月のようなことはもう二度とないように致しますので、なにとぞご来場の程よろしく御願い致します。

竹刀乱舞~宮沢謙吾オンリーーイベント~

荒野草途伸ルート>>荒野草途伸Key系ページ>>リトルバスターズ!KX>>リトバスSS>>竹刀乱舞~宮沢謙吾オンリーーイベント~
竹刀乱舞~宮沢謙吾オンリーーイベント~

 

 

「ねえねえ二木さん」

「素敵なイベントがあるの」

 佳奈多さんが声に応じて顔を上げると、そこには西園さんと古式さんが立っていました。二人とも両手で何かのチラシを持っています。佳奈多さんが沈黙したままだったので、西園さんがチラシを佳奈多さんに手渡しました。そこにはこんなことが書いてありました。

 

竹刀乱舞~宮沢謙吾オンリーイベント 1~

日曜日、体育館にて開催

 

 佳奈多さんはざっと目を通して、すぐに顔を上げました。

「うん、これ知ってる」

「えっ。二木さんが、何故?」

「体育館の使用許可申請一覧。私まだ運動部会の関係者という事になってるから、一応資料だけは回ってくるの」

「そうでしたか」

「宮沢謙吾同人イベント? だったかしら? よくもまあ、そんな下らないことを思いつくものね」

「でも二木さんはそれを止めなかった、と」

「資料は回ってきても、口出しする権限まではもう無いの。それに仮にあったとしても」

 そこで何故か二木さん、軽くため息をつきます。

「どうせ棗恭介が手を回しているんでしょう? 止めようが無いじゃない」

「二木さんも随分とあきらめが良く…いえ、人として丸くなりましたね」

「昔だったらどんな手を使ってでもこういうのは潰そうとしたのに」

「別に、いつもそこまで厳しくした覚えは無いわよ」

「そうでしたね。三枝さんや恭介さんが絡んだときだけムキになっていた節もありましたね」

 二木さん、むっとしたように黙ってしまいます。

「まあまあ、今は柔軟になったのだからそれでいいじゃないですか。それで、二木さん。二木さんは宮沢さんとは交友関係もある方ですし、折角ですから是非このイベントに参加して頂きたく」

「えっ。サークル参加?」

 佳奈多さんのその言葉に、一瞬二人が沈黙します。

「えっと…二木さん、何故その言葉をご存じなのですか?」

「…いえ、用語は以前私がみっちり教え込みました」

「そうだったのですか。そんなことが。そうでしたか」

「はい。それで二木さん、サークル参加をご希望ですか?」

「ち、違うのよ。勘違い。サークル参加を打診されたのかと勘違いをしてしまっただけ。私自身が例えそれが社交辞令だとしてもそれを希望しているわけでは無いし、ましてや心の底から望んでいることなど決してありえ無いわ」

「二木さん、動揺しすぎてキャラが崩壊しかかってますよ」

「安心して下さい、二木さんには警備責任者としてスタッフに入って貰いたいだけです」

「あら、そうなの。そうね、確かにそれなら私には経験があるし、声をかけられるのも納得だわ」

「二木さん、もうイベントスタッフの経験が…。駆け出しの私にはまぶしすぎます」

「そうじゃないわ。風紀委員長として警備責任者の経験がある、という意味よ」

「あっ。そうでしたか、それは失礼しました」

「そうですよ。二木さんはまだ、一般参加ですら妹に嘘をついて出掛けるレベルの初心者ですよ」

「初心者なのですか」

「そうです。家族に堂々と言えるようになってやっと素人卒業、家族をも巻き込むレベルになってようやく一人前です」

「そうでしたか。確かに弓道をやっているときも、家族の協力無しでは熟達者の道を目指すのは困難でした。同人の道も決して平坦では無いのですね」

「道って…」

「二木さんも剣道をやってらした方なら、道の心得くらいはおありでしょう」

「同人に道があるという話は今初めて聞いたわ…」

「戦車にすら道がある時代ですよ」

「むしろ戦車の必要の無い道が世界に広まって欲しいものだわ」

「それは政治家に言って下さい」

「それで二木さん、警備責任者の方は」

「引き受けるわよ。あなた達、というより葉留佳と棗恭介を放置しておくわけにはいかないもの」

「今回はむしろ、その他の一般参加者の暴走を事前に食い止めて貰うのが目的なのですが…。まあ、いいでしょう。二木さんなら私如きがいちいち口を出さずとも、臨機応変な対応を取って下さるでしょうから」

「随分と厚い信頼を頂いて、光栄の限りだわ。で」

 二木さんは再びチラシに目を落としながら、続けました。

「スタッフは先に会場に入れるのよね」

「…念のためお訊きしますが、何が目的ですか?」

 二木さんは答えませんでした。

 

 

 

 

 

 そしてイベント当日。体育館の周りには、一般生徒の行列と、一部のいそいそと荷物を運び込む生徒の姿がありました。

「…行列は女子が多いようね」

「謙吾のイベントだし、やっぱり女子が中心になるんじゃ無いかな」

 警備担当の佳奈多さんと直枝さんが、見回りをしながら話しています。

「ところで、どうしてあなたが私と一緒に警備担当をすることになったのかしら」

「二木さんだけだと言い方がきつくなりがちだから、穏やかに話が出来る人も必要だって」

「そうね。出来るだけ穏便に、と言われてるものね」

 そこに、竹刀を肩に背負った宮沢さんがやってきました。行列を作っている女子達が、きゃー宮沢様、などと歓声を上げています。

「あら、宮沢。随分と遅いじゃない、もうとっくに会場入りしてるものだとばかり思ってたわ」

「うむ。不覚にも寝坊してしまってな」

「謙吾が寝坊するなんて珍しいね」

「正確に言うと決まった時間にはもう目が冷めていたのだが、何故か起き出したくなくてずっと布団に篭もっていた」

「それは軽い鬱状態ね」

「そんなに今回のイベントがいやなの?」

「嫌と言うより、何をされるかわからなくて不安だ」

「万一女子達が襲いかかるようなら私が責任持って救出するわよ」

「いや、女子の扱いはそれなりに慣れている」

「じゃあ棗恭介? それこそあなたは長い付き合いなんだから、慣れていそうなものに思えるのだけど」

「ああ、いつもならな。だが今回はどうにも勝手が違う気がしてな」

「確かに、いつもとは違う禍々しい何かを感じるね」

「とにかく、そろそろ時間よ。一緒に中に入りましょう」

「ああ。今更逃げるわけにもいかんしな」

 

 宮沢さんは、二木さんと直枝さんに付き添われて、会場の体育館の中に入っていきました。

 

 

「よく来てくれた謙吾。謙吾には特別席を用意してある、スタッフが案内するから彼についていってくれ。理樹と二木も、警備任務ご苦労様。最後までよろしく頼むぞ」

 中に入ると、恭介さんと西園さんが出迎え得てくれました。

「ええ。勿論引き受けたからにはちゃんとやりますよ」

 そう言いつつ、二木さんの視線は会場内を探し回るように泳いでいました。それに気づいた恭介さんが言いました。

「三枝ならB列の5番にいるぞ」

「そ、そうですか。てっきりスタッフでもやっているのだとばかり」

「何も聞いていなかったのですか」

「ええ。何も教えてくれなくて」

「佳奈多さんに言うとうるさくダメ出しされると思ったんじゃない?」

「そ、そんなこと。しない…わよ」

「しかし、配置図を見ればサークル参加だということくらいはわかるだろう。渡していなかったか?」

「いえ、さすがに警備上必要ですし、貰ってますけど」

 そう言って佳奈多さんは、懐から配置図を取り出して確認しました。

「B-5…独立数理研、としか書いてないですけど」

「そういうサークル名にしたんでしょう」

「これだけだと葉留佳だとわからないじゃ無いですか」

「まあ、確かにそうだな」

「他のイベント行ってもいつも思うんですけど、どうして個人名でリストを作らないんですか? これでは誰がどこにいるのかわからないじゃ無いですか」

「あれ、佳奈多さんそんなに他のイベント行ってるの?」

「それには歴史的経緯というものがありまして…。よそですと何も個人参加とは限りませんし。というより元々は団体参加が基本だったのですよ。サークルメンバー全員の名前を載せていたらきりがありませんし。それに昨今では個人情報保護という厄介な問題も加わってきますし」

「めんどくさいわねえ」 

「とはいえどっちみち対面なのだし、このIT化の時代、今どのスペースに誰が座っているかぐらいは、把握できるようにした方が一般参加者には親切かもしれないな。今回は到底そこまでは手が回らなかったが」

「まあ、いいです。今はもうわかりましたから。直枝、後で行きましょう」

「え?」

「見回りがわたしたちの仕事でしょう?」

「あ、見回りにかこつけて葉留佳さんのスペースに行くんだね」

「嫌な言い方しないで頂戴。葉留佳が不穏な行動をとらないかチェックしに行くだけよ」

「ふうん」

 

 そんな会話をしている間に、開場時刻になりました。一般生徒が整然と体育館の中に入ってきます。そして恭介さんがマイクでアナウンスをしています。

「ただいまより、第1回宮沢謙吾オンリーイベント・竹刀乱舞を開催致します。一般入場の方、暫しお待ちを。本日の主役、宮沢謙吾がこれより特別席に座ります」

 そう言いながら恭介さんが身振りで指す先には、まるで玉座のように高くしつらえた特別席と、そこから床に繋がる階段がありました。その階段を、宮沢さんが、恥に耐えるかのような苦渋に満ちた表情で登っていきます。そして、頂上にある王座のごとき装飾の施された椅子に渋々座りました。後から上がってきた恭介さんがその傍らに跪いて身をかがめ、宮沢さんに耳打ちします。

「どうだ謙吾。高いところから愚民共を見下ろす気分は」

「俺にそういう思想は無い。恭介、貴様はそういう人間だったのか」

「お前がそう思うんなら、そうなんだろう」

 ふん、と宮沢さんは鼻を鳴らして、そして吐き捨てるように言います。

「とてもそうは見えんがな」

「そいつはどうも」

「今回は一体何がしたい」

「何がしたい、か…」

 恭介さんは遠い目をして上を見上げます。

「謙吾。俺と一緒に上を目指さないか」

「俺はいつまでもこんなところにいるつもりは無い」

「おお。そうか、俺と一緒に上に行ってくれるか」

「早く下に降りたいと言っているんだ」

「馬鹿な。わざわざ下を目指そうというのか。進歩的生物としての使命を捨て、与えられたものを消費するだけの動物に成り下がるつもりか。それこそ堕落では無いか。精神的敗北だ。文化を衰退させ、社会を荒廃させる原因だ」

「そんな哲学を語っているのでは無い。このような阿呆な場所に座らされているのは屈辱だから降ろしてくれと言っているだけだ」

 

 宮沢さんと恭介さんがそんな会話を交わしている間、佳奈多さんと直枝さんは会場内の見回りをしていました。

「B-5、B-5」

「佳奈多さん、A列から周らないの?」

「どっちからでもいいでしょっ。ええと、ここが4になるから」

「あ、お姉ちゃんだ」

 B-5スペースには三枝さんが座っていました。

「あら、葉留佳じゃない。こんなところで何をしているの?」

「謙吾君のコピ本を売っているのデスヨ」

 そう言われて佳奈多さんと直枝さんが机を見ると、「宮沢謙吾の発声パターンの数理的解析と考察」というタイトルの薄い本が何冊か積んでありました。

「…これ、売れるの?」

「サア」

「さあ、って」

「まあ、手にとってよんで貰えれバ」

「つまり売れないのね」

「ソウデスネ」

「売れない物を置いてどうするのよ」

「評論系は基本赤字前提なのですヨ」

「そ、そうなの」

 

 佳奈多さんと葉留佳さんがそんな会話をしている間に、宮沢さんは玉座から降りてしまっていました。すると、間を置かずにファンの女の子達が集まり出しました。

「宮沢様!」

「宮沢様、公式物販スペースで宮沢様公認竹刀を買いました、サインして頂けますか?」

「俺はそんなものを公認した覚えは無いのだが…まあサインくらいいいだろう」

「宮沢様、差し入れのムルキムチです、受け取って下さい」

「何故そのようなものを差し入れようと思ったのかわからんが、まあ受け取っておこう」

「宮沢様、あの、あの」

 女子の集団の中から、おすおずと笹瀬川さんが歩み出てきて、宮沢さんに薄い本を1冊手渡しました。

「これは?」

「今回のイベントのために私が作った新刊です、読んで頂けますでしょうか」

「うむ、折角作ってくれたのなら読まねばな」

 そう言って宮沢さんは、その場で本を開いて読み出してしまいました。

 

 半裸にされて縛り付けられた宮沢さんの上に、やはり半裸になった笹瀬川さんが乗っている絵が出てきました。

 
『や、やめろ笹瀬川、なんのつもりだ』
『何のつもり、ですって? 宮沢様もお人が悪い、わかっててそんな事をわざわざ訊くなんて』
『冗談はやめろ』
『冗談などではありませんわ、むしろ本気です。その本気を宮沢様がわかって下さらないから、こうしてお仕置きしているのではないですか』
『笹瀬川、お前は正気じゃ無い。薬でも飲んだのか』
『ええ、宮沢様への思いが募りすぎて、私とても正気でなどいられませぬ。だからこれから、宮沢様のお体というお薬を頂くのですわ』
『意味がわからん』
『宮沢様。私が今感じている感情のようなものは精神疾患の一種ですわ。でも治し方は私が知っています、私にお任せ下さい』
『医者に任せろ』
『お医者様でも草津の湯でも治せませぬの。治す方法はただ一つ、宮沢様のお体を頂くこと』
『理不尽すぎる、解放しろ!』
『ええ。思う存分、宮沢様の欲望を解放させて差し上げますわ。ん、んくっ』
『あ、あああああ』
『あああ、宮沢様、あの宮沢様がついに私のものに…ああっ』
『くぁあっ、やめろっ、やめろっ』
『体は正直ですわよ宮沢様』
『あ、あああああ』
『あああ』
『あ、あああああ』
『あああ』
『あ、あああああ』
『あああ』
『っ、ぁはっ、はあっ、…』
『うふふ…宮沢様、パパになってしまいますわね…』


「…なんだこれは?」

 宮沢さんが顔を上げると、笹瀬川さんの姿は既にありませんでした。

 会場中を見渡すと、出口に向かってもう突進していく笹瀬川さんの姿がありました。そして出口から飛び出るすんでの所で、両脇から鈴さんと神北さんに取り押さえられてしまいました。

「離して下さいまし! わたくしもう、恥ずかしくて生きていられませぬ!」

「あんしんしろ、あたしの兄以上にはずかしい人間など、そうめったにいるもんじゃない」

「おい待て鈴、それは一体どういう意味だ」

 

 そんな様子を宮沢さんが唖然としながら眺めていると、一人の男が得体のしれない出で立ちで宮沢さんの前に現れました。全身に割り箸で作った何かをまとっています。

「真人か。何の用だ。というより、なんのつもりだ」

「なんのつもりとは?」

「その得体のしれない奇天烈な恰好のことだ」

「謙吾のコスプレ」

「は?」

「謙吾のコスプレ」

「声は聞こえている。何故それが俺のコスプレになるのかと訊いているのだ」

「謙吾は剣道部だろう」

「ああ。それで?」

「試合の時、鎧を着るだろう」

「胴着のことか?」

「試合では自己アピールが必要になる」

「剣道の試合に自己アピールは必要無い」

「剣道だと面接があると聞いたが」

「面は使うが、面接はしない」

「まあいいや。とにかく自己アピールが必要だ」

「よくない。自己アピールも必要無い」

「で、謙吾と言えば割り箸だ。なので割り箸で鎧を作った」

「どこからそんな話が出てきた」

「使い古した竹刀を素手で叩き割って割り箸に再利用するエコでワイルドな宮沢様、ともっぱら一部女子の間で評判だ」

「その一部女子の具体的な名前を聞かせろ」

「来ヶ谷唯湖とか」

「ほう」

「三枝葉留佳とか」

「ほう」

「能美クドリャフカとか」

「すまん、今のはさすがにショックだった」

「リサイクルの精神も重要なのですね! と褒めていたぞ」

「…後で訂正をいれておかねば。他にはもういないだろうな」

「あーちゃん先輩とか」

「そんなところにまで広めたのか貴様。どこまで言い触らした?」

「そりゃもう、今日この会場来ている人できる限りに」

「貴様…なんということをしてくれる! そこに直れ!」

「お、この最強の謙吾コスプレに身を包んだ俺と勝負しようってか? いいぜ、やってやるぜ!」

 宮沢さんと井ノ原さんが乱闘を始めたので、周りも人だかりが出来てあっという間に大変な騒ぎになってしまいました。

「ちょっと、何事なのあなた達! 会場内での私闘は禁止よ!」

 二木さんが駆けつけて二人の間に割って入ります。そして直枝さんと恭介さんで暴れていた宮沢さんと井ノ原さんを後ろから押さえつけました。

「外に連れ出して」

「いや、待ってくれ二木。真人はともかく、謙吾は今日の主役なんだが」

「主役でも壁サークルでも関係ありません。問題を起こしたなら退場して貰います」

「謙吾は女生徒に人気がある」

「人気があれば何をしてもいいわけが無いでしょう」

 こうして宮沢さんと井ノ原さんは外に連れ出されてしまいました。主役がいなくなってしまったので女生徒達も次第に会場から減っていき、閉会時には殆どいなくなってしまいました。それでも、僅かに残って往生際悪く掘り出し物を物色している人もいました。

 

 閉会後、サークル参加者が撤収を始めている中、恭介さんが佳奈多さんにそっと耳打ちしました。

「なあ。先程西園と三枝から提案があったんだが、今度は二木佳奈多オンリーイベントを」

「やりません」

 

 

 

「リトルバスターズ!に見るリーダー論増補版」再告知&頒布予定リスト

7/11にもお知らせしましたように、8/21(日)・名古屋金城ふ頭コミックライブ名古屋にて、リトバス評論新刊
「リトルバスターズ!に見るリーダー論増補版」
を発刊します。
表紙_連結
頒価は700円(即売会価格)を予定しております。

会場:名古屋市国際展示場・ポートメッセなごや

交通:
最寄り駅/あおなみ線 金城ふ頭駅(名古屋駅より約30分)
(路線探索)
自動車/伊勢湾岸自動車道 名港中央ICからすぐ(京都南より新名神経由で約1時間半)

また、「とらのあな」通販並びに電子書籍にても委託取扱が決まっています。
(こちらも8/21以降の販売開始となります。)
とらのあな通販:
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/42/45/040030424549.html

とらのあな電子書籍:
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/2000/00/23/042000002339.html

(※即売会価格とは異なりますので御注意下さい。)

発刊が8/21となります為、7/31の「おでかけライブ沖縄」ではまだ頒布致しません。現状、9/19での委託を予定しております。
尚、7/31沖縄は番号「委託01」となります。
・「S妹!ともりちゃんセット」 1500円{※単体で買うより200円お得になっています}
・佳奈多が理樹をアクリルキーホルダー 600円
・瀬戸川家討議資料(うちわとも言う) 300円
を頒布予定です。

9月以降は、先日お知らせしましたように

9月
【直接】 配置未定
9/18(日) 大阪府大阪市 インテックス大阪
コミックトレジャー28
http://www.aoboo.jp/neo/item/p0050.html

【委託】 未申込
9/19(日) 沖縄県宜野湾市 沖縄コンベンションセンター
おでかけライブin沖縄36
http://www.youyou.co.jp/allgenre/okinawa/20160919/

10月
【委託】 申込済
10/9(日) 奈良県橿原市 かしはら万葉ホール3F展示ギャラリー
恋するパレット 7

http://apricot-web.moo.jp/koipall/index.html

【直接】 臨機応変
10月13日(木) 全宇宙規模
二木佳奈多生誕祭

 {※10月30日(日)愛知県瀬戸市 瀬戸蔵 益川敏英講演会 }

11月
【委託】 検討中
11/20(日) 新潟県新潟市 新潟市産業振興センター
ガタケット148
http://gataket.com/index.html

12月
【直接】 検討中
12/11(日) 三重県四日市市 四日市市文化会館第4ホール
恋するパレット 8

http://apricot-web.moo.jp/koipall/index.html

1月
【直接】 検討中
1/22(日) 京都市勧業館 みやこめっせ 地下第一展示場
第一回文学フリマ京都

http://bunfree.net/?kyoto_bun01

現状は、以上のような予定になっております。

7~10月のイベント参加予定

 何かを書き漏らしていると思ったら、イベント参加予定の一覧でした。
 
 参院選も終わったので(これについてはここでは書きません)、イベント参加再開します。。。。が、非常に体調が悪く(死ぬかと思った4月後半ほどではありませんが)、また経済的にも結構苦しい状況に追い込まれている為(※原因の半分は同人誌ですが)、参加は控えめでいきます。
 
7月

 【委託】 配置・委託a01
 7/24(日) 北海道札幌市 つどーむ
 おでかけライブ札幌
 http://www.youyou.co.jp/allgenre/sapporo/20160724/
 
 【委託】 配置未定
 7/31(日) 沖縄県那覇市 那覇市民会館
 おでかけライブin沖縄
 http://www.youyou.co.jp/allgenre/okinawa/20160731/
 
 以上2イベントは、8月新刊発行前の為、こちらは出品致しません。あらかじめご了承下さい。
 沖縄は3月の事故補完対応の意味合いも兼ねて、基本、3月に出品予定だったものを出します。(要望次第ではGW新作の佳理アクキーを出す場合もあります。)
  …てかさ。北海道のフォロワー増えたからと思って札幌参加申込みしたのに、いつの間にか全員リムられてんだけど。なめてんの? 北海道鍵勢。親連れてこい。どうせ親も鍵っ子だろう、北海道勢は。

8月
 
 ※毎年毎回告知しておりますように、東京有明のコミックマーケットには、体調上の理由から参加致しません。
 
 【直接】 配置未定
 8/21(日) 愛知県名古屋市 名古屋市国際展示場・ポートメッセなごや
 コミックライブin名古屋 サマースペシャル2016
 http://www.youyou.co.jp/allgenre/nagoya/20160821/
 
 こちらのイベントで、8月新刊(リトルバスターズ!に見るリーダー論増補版)を発行致します。
 今回1スペースしか取っていないので、既刊は並べられないかもしれません。(持参はする予定です)
 
 
9月
 
 【直接】 配置未定
 9/18(日) 大阪府大阪市 インテックス大阪
 コミックトレジャー28
 http://www.aoboo.jp/neo/item/p0050.html
 
 【委託】 未申込
 9/19(日) 沖縄県宜野湾市 沖縄コンベンションセンター
 おでかけライブin沖縄36
 http://www.youyou.co.jp/allgenre/okinawa/20160919/

 9/18は、当初は同日に行われる(何故同日…)文フリ大阪に参加する予定でしたが、前述のように資金繰りが厳しかった為参加費が払い込めず、カード決済が出来るこちらに参加となりました。(いろいろあるのよ
 前回1月の時に予想に反して何一つ売れなかったので(※名古屋も鍵系が不振というだけでオリジナル系はそれなりに売れるのに…)正直コミトレは見送りたかったのですが、まあこれを逃すと以降(鍵系を出せる)大型イベントの直接参加予定が本当に当分暫く無くなるということで。(1月は文フリ京都を最優先したいので。)
 
 そういうわけで、昨年は直接参加だった秋沖縄は、今回は委託です。いや、コミトレが終わった後関空から沖縄に飛行機で乗り付けるという手もあるにはあるんですがね。ちょっとそういう資金も無いですし…。そんな売上出せる大サークルじゃありませんので!
 前述のように1月は文フリ京都を最優先しますので、次沖縄に行けるのは…3月? ただ、ちょっと現状計画していることが予定通りいくと、来年4月以降今みたいな暢気な身分でいられなくなるので、3月には、最後の挨拶くらい行きたいですね…。
 まあ、それは当分先の話として。
 
10月

 参加予定なし
 
 当初10/30名古屋コミティアに参加する予定でしたが、同じ日に別の予定が入ってきてしまったので。泣く泣く断念です。いやだって、瀬戸に益川敏英先生が来るなんて言われたら、そりゃそっち優先するに決まってるでしょう!? (ほんとに来るんかいな
 
 
 以上が、10月までのイベント参加予定になります。選挙の予定はありません。当分関与しません。伊波洋一氏を国会議員に押し上げるお仕事(当初は知事という話だったのだけど)が完了したので。
 

暫定告知_8月新刊

8月21日「コミックライブ名古屋」にて、新刊「リトルバスターズ!に見るリーダー論増補版」を発行致します。

表紙_色つき

裏表紙

また、こちら「とらのあな」通販にても取り扱いを委託しております。
http://www.toranoana.jp/bl/article/04/0030/42/45/040030424549.html?circle_new
7/20からスタートする「とらのあな電子書籍」にも対応しておりますので、併せて御検討下さい。

疲れておりますので、取り急ぎ

「佳奈多が理樹を」アクリルキーホルダー完成&頒布報告

SS連動アクリルキーホルダー作成企画第二弾・「佳奈多が理樹を」アクリルキーホルダーのお知らせです。
DSC_0165

「佳奈多が理樹を…」というと個人的には保健室の例のあのシーンいわゆる葉留佳BADを連想する荒野草途伸ですが、さすがに18禁グッズを作って頒布するのは冒険が過ぎると思ったので、荒野草途伸のSS「勇者佳奈多と百万円の壺第7話の1シーンをイラストに起こして頂いてそれを元に作成することにしました。

イラストを描いて下さったのは、NoobGraffitofikusipuさんです。
「リトルバスターズ!カードミッション」で、ウェディング佳奈多(他)を描いてらした方です。


(どのカードが一番有名なのかわかりませんが、私にとっては佳奈多が最重要なので)

頒布予定ですが、
通販:
とらのあな通販
※fikusipuさんとの合同扱いになってますので、「荒野草途伸自分の後援会」カテゴリでは一覧に出てきません。

即売会イベント:
4/29 ガタケット145(委託)【新潟市】
5/5 コミックライブ名古屋(直接)【名古屋市】
5/8 恋するパレット5(直接)【三重県四日市市】

 名古屋直接は11月以来ですね。昨年末寝込んで行けなかったので。。。いや、今もちょっと状況似てますけどね。
 まあ、とらのあなとガタケットは荷物発送済なので、この2つは確実です。

 沖縄委託は、例の件でバタバタしているうちに申込み締め切りすぎてしまったので、今回は不参加になってしまいました。(どのみち上限3点なので出品は厳しかったとは思いますが。。。)
 お金と体力があれば直接参加したいんですけどねえ…。あ、いっそクラウドファンディングで旅費募ろうかな? 
 
 札幌も鍵っ子の一大拠点だし一度は行きたいんだけど、この方式で旅費募って行こうかなあ。集まらなければそもそも需要が無いということで。
 
 まあ、どのみち6月7月はイベント不参加と決めてるので(体調も思ったよりよくないというか正直かなり悪いですし)。おそらくは9月の話になりますけどね…。
 
 

4/3鍵点に荒野草途伸が参加拒否された経緯(転載)

 経緯を説明するまえに、まず、「荒野草途伸が4/3に蒲田Pioで犯罪行為を働く」という噂が一部で流されたことについて。これは、全く根拠の無いデマです。犯人が誰だか知りませんが、このようなデマを流す事自体著しく私の名誉を損なうものであることを先に申し上げておきます。

 その上で、今回の「ゆきゆき」「れもたろ」による荒野草途伸攻撃という事態のうち、れもたろに関する部分をご説明させて頂きます。

 そもそもの発端は、「れもたろ」というプロ気取りの同人作家が昨年春にTwitterで自身の同人誌への協力者を募った所から始まります。全員がそうだったかは知りませんが、自分含め少なからぬ参加者は、鍵の同人作家である”れもたろ”との交友関係の構築を期待して応募し相互フォローしました。言うまでも無く、その関係が続くことを信じて疑いませんでした。
 ところがその企画が終わったら、れもたろは問答無用で参加者の一部をフォロー解除してしまいました。全員ではありません。「れもたろにとって」知名度のある人間だけ残して、力の無い人間はリムーブという非常に汚いやり口です。そもそも、Twitterの世界において”相互”をリムーブする事自体、極めて非常識な行為、というか宣戦布告に等しい行為です。その為、被害者を代表して私荒野草途伸が代表してれもたろに抗議したところ、一言の謝罪も無いどころかひたすら自己の行為を正当化し、挙げ句同人仲間の主婦連中と結託して私に対する誹謗中傷をはじめました。

 挙げ句の果てに、当時(表向きは)非公表で進めていた私の企画の参加者に圧力をかけて、私の企画を潰すという暴挙に出ました。

 これだけでも、表現者としてあるまじき蛮行です。

 しかし、私の抗議の声は、極一部の良心的な人を除いて誰も聞く耳を持とうとはしませんでした。理由はわかりませんが、想像はつきます。れもたろの方が(同人界隈では)有名人で、Key公式とも繋がっているからです。

 逆に、私の人間関係はれもたろ勢力によってどんどん切り崩され破壊されてゆきました。

 その後2015年秋に、鍵点(KeyPoint)を主催する「あゆけっと準備会」の編集担当を名乗る永島(しおりすと)という人物から、編集担当という中立の立場でれもたろとの和解交渉を仲介する旨話がありました。
 しかしこの時はれもたろが「荒野草途伸のBLOGを全部消したら話し合いに応じてやってもいい」という、到底あり得ない条件を持ち出してきた為、決裂に至りました。ただ、永島がどうしても自分の顔を立ててくれと言うので、「今後お互い一切干渉しない」という内容で協定を結びました。いいえ、結んだことになっていたと、私は信じていました。

 ところが、年が明けてから、私が4月3日の「KeyPoint」への参加表明をしたところ、また永島から電話連絡があり(※私は電話連絡は困ると再三言っているにもかかわらず)、「れもたろが不満を言っているから降りてくれ」と要求してきました。そんな要求受け付けられるはずもないし、そもそも協定違反なので当然突っぱねましたが、永島が「れもたろさんは人気があって表紙も描いて貰っているから」というこちらにとっては至極どうでもいい理由で降りろと食い下がってきた為、主催の配島と話をすることになりました。
 配島と話を交代した際は、永島ほど不遜な態度ではありませんでしたが、「トラブルを起こした人間では無くトラブルになるかもしれない原因を排除する」という意味不明な論理で参加を拒否され、しかもこちらが自発的に降りたことにしろという身勝手極まりないことまで要求してきました。
 それでもこちらが怒りを腹に飲み込んで幾つか条件を出した上で「参加辞退」を受け入れましたが、その後来たメールではその諸条件は一つも履行されなかったどころか、新たに”一般入場拒否”という先刻まで出されました。(鍵と全く関係ない別のイベント主催の方に確認したところ、一般入場拒否というのは通常は犯罪者に対して行うものとのことです。)
 当然そんな話を飲めるわけもなく、交渉は決裂しました。ただこちらも人的繋がりというか”しがらみ”があった為、この事実は極力表には出さないようにしていました。

 しかし、この交渉決裂の後、私が犯罪者であるとのデマが一部で流布され、鍵界隈のみならず実社会生活にも支障をきたし始めています。
 さすがにここまで来るとただの同人同士のいざこざでは済まされない為、日弁連への人権救済申し立ても検討しましたが、時間と労力、なにより健康状態から司法手続きに踏み切るのが難しかった為、現段階ではまだ申し立てにまでは至っておりません。

 以上の話を要約すると
・一連のトラブルのそもそもの原因はれもたろにある。
・れもたろは一度結んだ協定を反故にして荒野草途伸を攻撃した挙げ句、犯罪者扱いしている。
・あゆけっと準備会は中立の立場という当初の話を反故にし、れもたろに一方的に肩入れしている。
・犯人は不明だが荒野草途伸が犯罪者であるとの事実無根のデマが流布されている。
以上となります。

 ゆきゆき(神田雪絵)との件についてはまた別の話になりますし、さらに長い話となりますので、また私の精神が落ち着いたときに別途記したいと思います。

【転記】二木佳奈多に罵倒なでなでされたい進歩的人類による自由連帯宣言

真実かどうか定かではありませんが、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトは1日3時間の睡眠で過酷な執務を続けていたと言われます。ナポレオンはフランスの皇帝として欧州の歴史に名を残しましたが、元は国民議会最左翼のジャコバン派に属する急進革命派の政治家でした。このような経緯から、ベートーヴェンはナポレオンによる欧州改革に期待を寄せ、自らの手によるもので唯一題名を付けた交響曲「ボナパルト」を作曲しました。しかしナポレオンがハプスブルク家の娘と政略結婚したことを聞き、ベートーヴェンは曲名を「英雄」に変えてしまうのです。
 それはさておき。城桐央の著作によれば、二木佳奈多は1日の睡眠時間が2時間と伝えられます。学生レベルの執務とは言え、これはナポレオンをも上回る過酷ぶりです。かつて二木佳奈多は三枝家次期当主に決まった折に三枝家改革の為に奔走した時期がありましたが、三枝葉留佳を人質に取られて転向を余儀なくされ、三枝家の傀儡となることを強いられたのです。これを悲しんだ麻枝潤は、「葉留佳佳奈多」の曲名を「遥か彼方」に変え、三枝家に気づかれにくい形に変えたのです。
 我々は、我々という存在を容赦なく罵倒なでなでしてくれる二木佳奈多という存在をあらゆる束縛から解放し、人類の新たなる進歩と覚醒を目指すべく革命的に闘争を開始せねばならないのです。あなたもお気づきでしょう、佳奈多が好きだというだけで変態扱いされ白い目で見られる我々の立ち位置、これこそが反動勢力による佳奈多派潰しの謀略なのです。我々は勇気を持って佳奈多の罵倒なでなでを欲しているとの声を上げ、二木佳奈多と我々の存在を人類社会に認知させ立場を確立しその地位を高めていくために闘ってゆかねばならないのです。

https://plus.google.com/u/0/communities/104489871468596109557?sed=1 より転記)