@9scp
「理樹君はどっちも左?」
「そうだね」
「そう。じゃあ左は直枝ね」
「え?うん」
「じゃあ右が上」
「佳奈多さん何指組み替えてるですかっ」
「ち、違うわっ、右が自分なんて思ってないわよ!」
「俺は最初から左が下だ」
「棗先輩はあっち行ってください!」
「ここには左を下にしたい者が多いからな」
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※2015/7/15Twitter投稿SS
@9scp
「理樹君はどっちも左?」
「そうだね」
「そう。じゃあ左は直枝ね」
「え?うん」
「じゃあ右が上」
「佳奈多さん何指組み替えてるですかっ」
「ち、違うわっ、右が自分なんて思ってないわよ!」
「俺は最初から左が下だ」
「棗先輩はあっち行ってください!」
「ここには左を下にしたい者が多いからな」
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※2015/7/15Twitter投稿SS
「『戦争なんてくだらねえぜみんな俺の筋肉を見ろおぉぉ!』そう叫び突っ込んでった真人は朱鷺戸沙耶に撃ち抜かれ笹瀬川と取巻に踏みつけられ風紀委員長二木に説教された」
「何故叫びは響かなかったのでしょうか」
「言葉を纏ってなかったから、ですね」
「そうだ」
「あの、服では無く?」
#KeySS
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※2016/4/28Twitter投稿SS
SS祭大学理学部 空想物理学特別講義I
監視役、佳奈多に「みなみけ」の話をする。
葉留佳、初を鶏肉で釣ろうとする。
佳奈多が釣りと釣り行為は違うと指摘する。
葉留佳、クドをけしかけて佳奈多を釣ろうとする。
クド、赤マルソウの醤油で佳奈多を釣ろうとする。
クドはお金が無くてと弁解する。
佳奈多、理樹達の教室に怒鳴り込む。
恭介、「三枝葉留佳の存在位置は、常に確率論的にしか語ることが出来ない。仮に位置を補足出来ても、今度は三枝葉留佳がどんな行動を取るかわからない。これは即ち、ハイゼンベルグの不確定性原理でいうところの、位置と運動量は同時に計測出来ないという定理に該当する」
佳奈多、「どうしてこう、量子力学はおかしな理屈の材料にされてしまうのかしら…」
三枝葉留佳は量子的存在である。
量子なら量子テレポーテーションが可能である、理論上は。
量子テレポーテーションは対になる量子が必要になるが、葉留佳 は佳奈多と対になるので問題無い。
葉留佳も佳奈多に変身したことがある。バッドエンド、理樹の軽いトラウマ。
量子テレポーテーションには光ファイバーが必要。
三枝葉留佳ファイバー
三枝葉留佳繊維→かっこ悪い
繊維である必要はないのではないか
放送大学
「佳奈多さん、AIRは知ってるんですね…」
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※2016年頃にどこかに投下したもの? AIR15周年企画向け?
「ニジニ・ノヴゴロド!ちらっ」
「何で僕を見るの」
「ソ連時代の名前がゴーリキーだった町だな」
「ハルカ川沿岸デスネ」
「ヴォルガ川です」
「サハリンからは遠いな」
「佳奈多さんは好きな地名あります?」
「カリーニングラード」
「やっぱりそこですか…」
「えっ?あ!ち、違うのよ!?」
#KeySS
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※2014/12/22Twitter投稿SS
真人が突然GoogleHomeを欲しがりだした。何でも筋肉音声に対応したとからしい。三枝と検証した結果、単にMSAzure上のモジュールに文字列を転送して音声データを返してるだけなので、代替品を作った。謙吾が何か喋るとMST麻ジュートが処理(真人が糸電話で代弁)するシステム。
能美は大喜びしてくれたが、二木にはやはり罵倒された
#keyss #AzureFunctions
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※2018/5/10Twitter投稿SS
参考:
#Google Home で野太い声になるアプリ「筋肉ボイス」を作った!筋肉はいいぞ#ActionsOnGoogle 対応した!
これで声から起動できる!Microsoft のサーバーレスのサービス「#AzureFunctions」使って、
言語は C# を使ってプログラミングした!コードは全部上げたよ!https://t.co/K5zJCJlUyt
ー pic.twitter.com/FssZ6UDw0M— ちょまど@プログラマ兼マンガ家 (@chomado) March 16, 2018
昨年辺りからAIが大流行らしい。理樹への愛を極めたい俺としては、AIは是非習得しておきたい分野だ。
深層学習、ディープラーニングというのがどうも流行らしいが、AIが全部ディープラーニングというわけではないらしい。さすがの俺もよく理解していないので、三枝と能美と一緒に情報処理室で勉強会をやっていた。
そうしたら、その間に二木が保健室に理樹を連れ込んで、ディープなことをしてしまった。3人とも激おこ。
#棗恭介生誕祭
#棗恭介生誕祭2018
#5月4日は棗恭介の誕生日
#LittleBusters
#リトバス
#棗恭介
#KeySS
二木島駅は三重県にある。奈多駅という駅も、福岡県の海の中道線にある。では、間を埋める「佳」という時のつく駅は無いか。
「駅メモ」という位置登録型ソシャゲがあって、荒野も1冊解説本を出しているのだが、それの機能の1つに全国の路線と駅を検索する機能がある。まあ、別に他にも駅名探索機能を提供しているアプリやWebサービスはあるのだが、今回使ったのがそれと言う事で。余談だが荒野は駅メモではほこね(ドシスコン姉)・レイカ(ツンデレ)・シーナ(ドS)がお気に入りである。
佳奈多の話に戻ろう。
検索したところ、以外にも佳の付く駅名は「佳景山」ただ1つであった。たった1文字なのだからもう少しあると思ったのだが、1駅だけだった。
ちなみに、バス停だと「佳例川」というバス停が鹿児島県国分市にあるようだ。いずれ、「佳例川~奈多路線バスの旅」というのでも、テレビ東京と提携してやってみたいものである。
今回はあくまで鉄道の駅にこだわったので、佳景山一択となる。テレビ東京の支援も無い。全額自費である。
佳景山駅は、宮城県石巻市にある石巻線の駅である。宮城県。遠い。新潟も遠かったが、距離的には石巻の方がもっと遠い。
元々は、9月前半のシーズンオフに青春18きっぷを使ってゆっくり行くつもりだったが、ちょっと家庭の事情があって盆期間中に家を出なくては行けなくなり、どうせ出るならばと急遽宿を取って石巻まで行く事にした。急だったので出来るだけ乗り換えなしで行こうと、往復とも太平洋フェリーの名古屋~仙台航路を使う事にした。幸い、予約は取れた。予約は。
この年、台風がなかなか上陸しないと言われていた中、台風5号が日本に接近していた。
8/7、以下の内容のメールが太平洋フェリー株式会社から届いた。
…。
宿もとったのに、どうやって石巻まで行けばいいのか。新幹線は高い。帰りの関係もあるので、18きっぷはあまり特では無い。
虎の子のANA優待券を使い、飛行機で行く事にした。フェリーよりはずっと高くつくが、新幹線を乗り継ぐよりは安くつく。…そういえば、去年ガタケに参加したときも、前日に急用が入って高速バスキャンセルして、ANA優待券で新潟入りりしたんだっけか。あと、最近金券ショップでANA優待券安く手に入るので、別に虎の子と言うほどでもない。
そういうわけで、予定より1日遅い(フェリーだと船中で1泊する為)8/10に、中部国際空港から仙台空港まで飛行機で飛んだ。昼に着く便を予約したのに、バスが渋滞で遅れた(しかも発車してからアナウンスしやがった)為、一本遅い便に乗る羽目になった。しかも、変更した便まで機材都合で出発が遅れた。
仙台空港着。仙台空港アクセス線という仙台駅直通の鉄道があるのだが、どうもJR線では無いらしい。しかもまさかのワンマン単線。
仙台駅で牛タン弁当を買って、石巻に着いたときにはもう夜だった。予定通りなら、石巻まで向かうその途中経路で佳景山駅に立ち寄る事も出来たのだが。
途中駅に、「高城町」という駅があったが、たぶん高城丈太郎とは関係ない。
その日の夕食は勿論牛タン弁当。紐を引っ張ると暖かくなるんですよ!? 凄くないですか!?
あと、牛タン弁当は佳奈多ではなく友利なので、友利と一緒に改めて写真を撮ったがどうにも色合いがおかしくなった。
翌日。佳景山駅を目指す。石巻線は本数が少ない為、時間をうまく調整しないと佳景山駅で2時間待たされてしまう。そこで、一旦仙台に出て、東北本線で北上して小牛田まで行き、そこから佳景山まで行く事にした。きっぷは、JR東日本の南東北フリーパスを使う事にした。
途中に「鹿島台」という駅があったが、自分の目的は鹿島では無く佳奈多だ。
13時過ぎに佳景山駅着。無人駅である。
周りに何も無い…と思っていたが、そこそこ民家や商店がある。Google MapにもYahoo地図にも載ってなかったが、数百m歩いたら、ファミリーマートもあった。
どうやら、7月に開店したばかりだったらしい。この日は暑かったので水分補給をしたかったので、助かった。贅沢を言えば「笹かまぼこ」が売っていれば良かったのだが、無かったので、沖縄パインアイスを買った。今回の目的は佳奈多であって佐々美ではないので、ここは仕方がない。
佳景山駅というのは、駅のすぐ南側(ファミリーマートの西側)にある「佳景山」が由来で、「風光明媚、佳景の山」という意味で、佳景山と言うらしい。「佳人って美人の事よね」というのは佳奈多の台詞にもありますネ。
とにかく、これにて石巻でのミッションは完了。
…と、これだけで帰ってはあまりにも勿体ないので、石巻線の終点の女川駅(※停止中の女川原発の最寄り駅)まで行ってみた。駅舎は真新しい温泉施設になっていた。勿論、男湯もちゃんとあった。
石巻には石ノ森章太郎記念館というのがあるようなので、翌日はそこに行ってみた。
ゴレンジャーアイスというのを食べてみた。
隣にあった国土交通省のプレハブ展示館にも寄ってみたら、何か薄い本をくれた。
大して時間もつぶせなかったので、歩いて宿まで帰る途中で、”工業港”なるタクシーを見かけた。
後で調べたら、本当にそういう名前のタクシー会社らしい。何でそんな名前なのかはよくわからない。そもそも石巻は漁港で海産物が名産で、工業港では無いのでは?
そんな事を考えつつ、ヨークベニマル(東北地方に多いイトーヨーカドー系列の食品スーパー)に寄った。福島といい、なんで東北はこんなにセブン&Iが強いのか。
ヨークベニマルでは、笹かまぼことササミカツと、三陸産わかめを購入した。この日の夕飯はこれ。
…と思ったが、わかめを塩抜きせずに味噌汁にブチ込んだ為、塩辛くて大変な事になった。しかも量が多すぎた。…おのれクドリャフカ、クドわふ叩きの時は反撃に協力してやったというのに。
お陰で笹かまぼこが異常においしく思えた。佐々美派とはもっと仲良くしとくべきだった。そうすればアニメEXで話数カット等という事態は防げただろうに…。
この後は、翌日に観光用の臨時快速に乗ったぐらいで、特筆すべき事は特にない。途中に鳴子温泉(ナルコオンセン)という駅名があったくらいで、これ以上は書く事は無い。
東京ではコミケ3日目の8/15、12時発の太平洋フェリー「きそ」に乗って、名古屋に帰った。
太平洋フェリーは思いの外快適だった。ラウンジが充実していてコンセントもあるしLTEの電波もだいたい届くので、仮に2等船室をとっていても、ラウンジでソファに座ってスマホいじってれば、十分快適である。
今回の佳奈多誕生日記念コピ本「こぴかな時々あー#」も、実は半分近くこの船内で書いた。(その割には、それ以降の執筆が進まず結局日程に余裕が無くなったのだが。)
佳景山紀行は、以上である。佳奈多の旅のはずなのに友利や佐々美が割り込んできた印象を受けるかもしれないが、まああまり気にしないで頂きたい。
次回は、いよいよ最終目的地「奈多駅」である。
(2013/08/11)
(2011/2/27)
(第27回 ぷちSS祭りテーマ賞受賞作品)