教育童話:ヘパリーゼ売りの少女

「ヘパリーゼ、ヘパリーゼはいりませんか?」
 とあるうざ熱い6月の朝。一人の女子高生がコンビニの前でヘパリーゼを売っていました。
「ヘパリーゼ、ヘパリーゼはいりませんか?」
 誰も買ってくれません。少女は困ってしまいました。けものフレンズキラキラチャーム全種欲しさに、ヘパリーゼを12本も買ってしまったのです。ヘパリーゼが売れないと学校へ行くバス代が払えません。
「ヘパリーゼ、ヘパリーゼはいりませんか?」
 やはり誰も買ってくれません。仕方ないので、少女はヘパリーゼを売り物の一本開けて飲みました。
 するとどうでしょう。
 肝臓水解物のアミノ酸やペプチドが朝のだるさを解消し、少女の全身に活気がみなぎってきました。
 活力を得た少女はバスに乗らずに全速力で走って学校に行きました。

 残りのヘパリーゼは、オタクじゃ無い教師に売りつけました。
 オタクな教師は既に12本持っていたからです。

#KeySS_サンダース陽平

「僕も選挙出ようかな、サンダース旋風だし」
「お前チキンだしな」
「そっちじゃねーよ!アメリカ民主党の」
「貴様にサンダースの何がわかる」
「お前は…ヒラリー坂上!」
「そもそも彼は民主党員ではない。アメリカ社会党員、生粋の社会主義者だ。だが、9割の富を1割の富裕層が独占する米国金融資本主義社会の矛盾に異を唱え、一方で基本政策ではオバマ路線の継承を掲げ、若年層の支持を勝ち取って指名争いを僅差の激戦に持ち込みニューハンプシャー州ではついに指名獲得に至った…この背景が貴様にわかるのか?」
「わかりません選挙降ります」
「嘘だと言ってよバーニィ」
#KeySS