「…ところで、SSって何ですか?」
「そっから始まるのかーーーーーー!!!!!」
『もしもAIRの遠野美凪が「分身」をテーマにSSを書いたら』
「本来地の文で説明すべき部分だろうが、敢えてこの国崎往人が口頭で説明しよう。みちるがタイトル大書したでかい看板持たされて、泣き顔になっている」
「うっうっうっ…。何でみちるがこんな目に…」
「…それは。ちゃんと読者に見せないと、タイトルわからないでしょう?」
「いや、だからって看板にタイトル書いて持ってるとかあんま聞かないし。て言うかこれ文章だから看板に書いたって読者にはわかんないし。そもそも本文とは別にタイトル枠用意されてるし」
「…まあ。ご不満?」
「不満だーーー!!!」
「…まあ。折角、『AIRのカンバン娘』の称号をみちるにあげようと思ったのに」
「いや、みちるそんなポジションじゃないことは承知してるから。中の人はKeyの看板声優かもしれないけど」
「リトバスで止まったけどな」
「…ちなみに、カンバンってトヨタのカンバン方式のカンバンですから」
「このでかい看板とどういう関係があるんだーーー!!!」
「…日本が世界に誇る生産管理手法ですよ?」
「俺達は一体何を生産していると言うんだ」
「だいたい看板にタイトル書くのとは関係ないし。それに、在庫を持たないリスクという欠点がこの3ヶ月あまりで露呈したわけだし。やっぱりカンバンってちょっと…」
「…そろそろ、テーマに沿った話をしましょうか」
「ごまかしたー!」
「で。『分身』でどう話を進める気だ。俺の中の人が緑川と杉田で別れている件か」
「おお。そう言われてみればそんな事もあったな。」
「…その線も考えましたけど。けど、国崎さん役を杉田智和にしてしまうと、私の中の人も桑島法子にされてしまいそうなので」
「なんでそうなる? アニメで普通にお前の役、柚木涼香だっただろう」
「…あの頃の杉田智和は、まだ駆け出しで今みたいな売れっ子ではありませんでしたから」
「でも今は違うってか? で、何で桑島法子なんだ。お前坂上智代と全然キャラかぶってないぞ」
「…だって。国崎さん役が杉田智和なら、国崎さんが大好きな私の役は当然杉田智和が大好きな桑島法子にしろって要求されるに決まってるじゃないですか」
「お前は一体何を言っているんだ」
「…東京エンカウント、見てませんか?」
「金のない俺がAT-Xなんか契約できるわけないだろう。というか杉田桑島の関係以前に、その前の前提条件がおかしい」
「契約してないくせに東京エンカウントがAT-Xの番組だって事は知ってるのか」
「…そこはそれ、分身を使った特殊な視聴方法というものではありませんか?」
「おい、人を勝手に犯罪者扱いするな」
「…勝手に…。という事は、許可を取れば問題無いんですね」
「許可しねーよ。何でお前はいつもそう…」
「ところで、なんで国崎往人の役は2人に別れたんだ?」
「んー、まあ詳しい経緯はわからんが、いわゆる大人の事情という奴だろう」
「そっかー。じゃあ、大人じゃないみちるにはわからないな」
「いや、初回版発売から起算したら、お前もとっくに大人だろう」
「みちるって大人になるの?」
「…あ~、いや、どうなんだろうな。最後に出てきた方のみちるなら、大人になるんじゃないか?」
「あ゛ー、あのみちるのパチモンね。全く、お父さんもとんだ好き者だよねー。ただでさえ、みちると美凪のお母さんもかなりのロリ系だったって言うのに、別れてまた若い女と再婚して子供こさえるとかさー」
「いや、再婚相手が若い女とかいう描写、どこにも出てきてないから。勝手に脳内補完するなよ」
「…そうです、あまりお父さんの悪口を言わないで下さい」
何でで美凪とみちるなの? いや姉妹は分身みたいなもの、って言いたいのはわかるんだけど。」
「ええ。確かに、姉妹といっても分身という意味ではただの姉妹よりは双子の方がよりインパクトが強いですし、Key作品なら藤林姉妹や二木・三枝姉妹という選択肢もありましたね。」
中央新幹線と東海道新幹線
首都分散
二次創作は分身?
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※30回ぷちSSこんぺ投稿未遂作品?