「理樹、俺のポンキンを咥えてくれ」
「何を言い出すの恭介」
「ポンキンとは南瓜の一種だ。きゅうりのように細長いのもある」
「そんな事は訊いてないけど…そうなんだ」
「夏が過ぎ店頭からきゅうりは消え俺は嘆いていた。そんな俺に西園が教えてくれた、ポンキンがあると」
「西園さんが」
「礼としてポンキンゲームをしてくれと求められた」
「だからさっきからあそこでカメラ持って待機を」
「さあ理樹。俺のポンキンを咥えるんだ。俺もすぐに後を追う」
「後を追っちゃだめでしょ…ふがっ」
「いひ、ほへふあえふあいほ」(理樹、これ咥えづらいぞ)
「ほふおはお、ほうふへ」(僕もだよ恭介)
「…これ、思ったより美しくないですね」
#ポッキーゲーム
#KeySS