劇場版レヴュースタァライトを観ていて、上映会によってカットが所々違うことに気づいたのでその意味をまとめようと思ったが、なにぶん上映中にメモを取れないので考察にも限度があってちょっと今はまだこれはもうわかりませんね。
それよりも、映画パンフの入学願書を眺めていて、神楽ひかりの出身中学「Cavendish Secondary Scool」のCavendish ってなんだろう、と思って調べてみたら、いろいろ面白いことが見つかったのでそちらをまとめておく。
“Cavendish” の意味
(→で示した行は、荒野による注釈若しくは見解。)
- 小説「ジキルとハイド」に出てくる地名「Cavendish Square」(キャベンディッシュ街)
尚、ロンドン中心部ピカデリーに、The Cavendish Londonというホテルがある。→スタリラのジキルとハイドは、ひかりでは無く星見純那が演じている。
- バナナの品種 Cavendish
世界中で栽培されるバナナの約半分がCavendish種。→無関係とは到底思えないが、大場ななと神楽ひかりの関係は未だ不明な点が多い。
- 物理学者・化学者のHenry Cavendish
英国の学者貴族の息子だが、出生地はフランスのニース。
水や水素の化学反応の研究で知られる。
寡黙であり、また大変な人間嫌いでほとんど誰とも言葉を交わすことがなかったといわれる(Wikipediaより)
地球の比重を計測する機器を作り、算出したことでも知られる。→フランスは西条クロディーヌが幼少期を過ごした場所。
→「化学反応」という(舞台演劇に似つかわしくない)言葉はキリンが好んで頻繁に用いる単語。
→神楽ひかりは寡黙キャラ。やや人間嫌いの傾向も見られる(但しこれはロンドンでキラメキを奪われたゆえの症状かもしれない)。
→神楽ひかりが大場ななとのレヴューの際にキラメキを再生産させたとき、舞台セットが濁流(水)に変わる。
→地下劇場の深度は333m。東京タワーの高さから取った数値であることは間違いないが、この深度は核サイロの深さをも超える、現状では地球上(地球中)には有り得ない場所。謂わば地表から地球に食い込んだ場所。”再生賛美曲”でも地球について歌い上げるパートがある。ちなみに戯曲スタァライトの舞台は、ひかりが古本屋で買った脚本によると「遠くて近い惑星(planet)」、starじゃない。
- 英国ケンブリッジ大学物理学科キャヴェンディッシュ研究所(Cavendish Laboratory)
上記ヘンリー・キャヴェンディッシュに由来する研究所。
電磁気学の礎を築いたマクスウェルやレイリー散乱(空が青くなる原因)の研究で知られるレイリーが所長を務めた。
アーネストウォルトンは相対性理論の公式E=mc2を実験で初めて証明した。→神楽ひかりのイメージカラーは青(但しこれは水による部分が大きいかもしれない)。
→光は電磁波の一種。レイリー散乱は可視光の大気中での乱反射を説明したもの。E=mc2の公式を日本語で記述すると、エネルギーは質量×光速の2乗。
→キラメキは保存則に従っているようでいて、何故か再生産する。物質とエネルギーに互換性があるとする相対性理論の考え方が根底にある?
ちなみにカナダにも赤毛のアンの舞台になったCavendish という地名があるらしいが、プリンスエドワード島はどんどん(ロンドン)じゃないからこれは無視しても構わないだろう。
こうしてまとめてみた結果、学者のヘンリー・キャベンディッシュが神楽ひかりのモデルかもしれないという甚だ意外な仮説が急浮上、ですねえ。
というか、「遠くて近い星」って地下劇場のことだったのか。「ずっと昔の遥か未来の物語」は、大場ななによって繰り返された再演のことだと。
え、そうすると、ひかりちゃんとななちゃんは、一体どういう関係?
あーそれは来年の新作劇場版を待てという話ですかはいそうですねわかります。