シリアス

サンマ

「あらーいサンマぁたやっちまったねぇ?」
ドアの向こうでハサミをかちかち鳴らしフェネックが急かしてくる。
「やめるのだフェネック…」
アライさんは怯えていた。怖い。ちょっとやらかしただけなのに。
「アライさーんトイレを占領したらだめだよー。早く出ないとこじ開けちゃうよー」
鍵穴にハサミが入る音。アライさんは恐怖で漏らしそうだった。

※Twitterに投下したサンマbot実験用SSを一部改稿

暫定告知_8月新刊

8月21日「コミックライブ名古屋」にて、新刊「リトルバスターズ!に見るリーダー論増補版」を発行致します。

表紙_色つき

裏表紙

また、こちら「とらのあな」通販にても取り扱いを委託しております。
http://www.toranoana.jp/bl/article/04/0030/42/45/040030424549.html?circle_new
7/20からスタートする「とらのあな電子書籍」にも対応しておりますので、併せて御検討下さい。

疲れておりますので、取り急ぎ

12/20おでかけライブ浜松お品書き

昨日今日また体調悪くて寝込んでたので行けるかどうか不安だったのですが、何とか行けそうな気がしてきたので告知。

12/20・「おでかけライブ浜松」(浜松駅前・アクトシティ浜松イベントホール)でのお品書きです。
(スペース番号は C-01 になります。)

page001

あと、お品書きにもちらっと書いてありますが、12/20は他に四日市・「恋するパレット」と広島「広島コミケ」にも委託参加しております。

今回の新刊は、ガタケでコピ本として頒布した「こぴかな時々あー」の増補版「こぴかな時々あー++」と、これまでにパブー等で頒布しているKey SS epub版をCD-Rにまとめた「荒野草途伸epub CD-R 2015年12月版」です。

特に、今回頒布する”epub CD-R”は、数量限定500円のお買い得品となっております。
{参考までに、同時収録されているS妹!ともりちゃん前編だけでも、通常価格(書籍版・パブーダウンロードとも)だと500円になります。}
収録内容は、
「S妹!ともりちゃん前編」(Charlotte)
「こぴかな時々あー++」(リトバス)
「リトバスSSepub化第1号」(リトバス)
「AIRSS epub版」[15周年記念版](AIR)
「くさふぇす0乗」(Key総合)
他、関連データとなります。

「12月版」は今回作成した分がなくなり次第頒布終了となりますので、この機会に是非お買い求めください。
(電子データですので、とらのあな通販への委託予定も無いです。)

あと、すぐ3日後になりますが、名古屋・金城ふ頭でも直接参加予定ですので、併せてよろしく御願い致します。

ぷらねたりあん・れびゅー(転記)

荒野草途伸ルート >> 荒野草途伸Key系ページ >>ぷらねたりあん・れびゅー

ぷらねたりあん・れびゅー


 Planetarian発売からもうすぐ二ヶ月も経とうとしている今頃にレビューなんて時期はずしだとは思うのだが。何故か自分とこのメインPCにインストールができなくて、読むの自体が遅れてしまっていたのだ。



 まあそんなわけで、レビュー。



 触れ込み通り、SFである。SFというと最近はえらく幅が広く捉えられてしまっているようで、中にはAIRがSFだとか言い出す人までいる世の中だが。Planetarianはそういうのではなく、正当派のScience Fictionである。



 大まかな内容は、世界大戦後、核と細菌兵器によって汚染された世界で、旧文明の遺物を探し回ることを生業とする「屑屋」が、侵入した廃棄都市で、ロボットのプラネタリウム解説員「ゆめみ」と出会い、彼がそれまで見たことのない星空を見せられる・・・・というものである。

 悲愴的な世界観が示すように、重い内容を含んだストーリー展開である。



 SF、特に長編SFにおいてはテーマ性というのが非常に重要であり、それ故に時として内容が政治的な意味合いを帯びてしまうことすら少なくないものであるが。本作に於いても、そのテーマ性というものは十分に見ることが出来る。

 内容についての詳細な説明は省くが、ロボットと人間の関係、技術の発達と文明の行く末、そして星を見る・見せるということの意味。そういった比較的重いテーマに対して、作者涼元祐一氏なりの取り組みを込めていると言えるだろう。



 ただ一つ難を言えば、複数のテーマを一つの作品に詰め込んでしまっているためか、その訴えようとする事が見えにくいということが言える。

 特に主人公の「屑屋」の心理描写があまり多くないために、その行動に時として不可解なものを感じることもある。これは、ダウンロード販売故に容量に厳しい条件が付き、文章の内容として心理描写よりも情景描写を優先せざるを得なかったということもあるのだろう。とはいえ、それ故に読み手に書き手からのメッセージが伝わらないことがあれば、それは悲しいことである。



 また、細かいことであるが。ラストで「ゆめみ」が、バッテリー残量が殆ど無い状態で、ホログラム投影を行うシーンがあるのだが。ホログラム投影というのは大電力を消費するものであり、いつバッテリーが切れるかわからない状態でそんな行動を取るのは、ちょっと理不尽ではないかと感じた。

 SFだからといって必ずしも科学的考察が完璧である必要はないのだが。直前の戦闘シーンの描写が克明なだけに、違和感が大きく、残念だった。



 まあ、なんであるにせよ。決して悪い作品ではない。千円という価格も、ハードカバーの新刊を買うことを考えれば決して高いものではない。SFが好きな人になら、一読の価値はあるだろう。





 ところで、某葉鍵板で知ったのだが、“Planetarian”が、日本プラネタリウム協会のWebページで紹介されているようだ(ココ)。

 従来のゲーム作品とは一線を画すとは言え、Key作品が、学術関係者などにも知れ渡り、それが真っ当なWebページでの紹介を受けるようになる事自体、Keyというものが社会に受け入れられたことの一つの現れといえるのではないだろうか。






(blog1/21分より転載)



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