究極の選択








名雪「祐一、なんて事したんだよ。」
 
 

祐一「ご、ごめん、名雪・・・・」
 
 

秋子「仕方ありませんね・・・。ジャムを食べるなら、許してあげますよ。」
 
 

名雪「うん、わたしもそれでかまわないよ。」
 
 

祐一「じゃ、ジャム?!」
 
 

俺は、思った。

あのジャムを食べるくらいなら、名雪に許して貰わなくても、いいんじゃないかと。
 
 

でも
 

思い直した。
 

それってやっぱり、人の道に反している。
 

そう、あのジャムを食べることが

果てしなき苦悶をこの身に味わうことが

名雪への仕打ちに対する、俺への報いだとすれば

俺はそれを、率直に受け入れなければいけない。
 
 

祐一「・・・わかりました。」
 
 
 

秋子「じゃあ祐一さん、この二つのうちから、どちらか選んでください。」
 
 

一つは、いつもの例の秋子さんお手製の謎ジャム。

そして、もう一つは雪印製のイチゴジャム。
 
 
 
 
 
 
 
 

祐一「秋子さんのジャムにします。」

名雪「ひどいよ祐一、ジャムは乳製品じゃないんだよ。」
 
 


あとがき
 

雪印製品だからって、何でもかんでも撤去するの、間違ってるよな?!
 
 
 
 

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