「位牌、激安。」というのをご存じでしょうか?
別に知らなくてもかまいません。
ただ、そういう言葉があることは、念頭に置いて欲しい・・・かも
一応元ネタだし・・・・
たい焼き、激安。
あゆ「祐一君、たい焼き激安だって!」
祐一「ふうん。で?」
あゆ「で? じゃないよっ!激安だよ激安っ!」
祐一「あゆには関係ないだろ?」
あゆ「うぐぅ・・・どうして?」
祐一「どうせ食い逃げするんだから。」
エロ本、激安。
祐一「というわけで、買ってきてくれ。」
真琴「どうして真琴がそんなもの買わなきゃ行けないのよお!」
祐一「俺が買うには、あまりにも恥ずかしい。」
真琴「そんな恥ずかしいものを真琴に買わせる気なの?!」
祐一「『あいつ安物なんか買ってるぜ。安物オカズにする安っぽい奴だ』なんて陰口叩かれかねないからな。頼む、買ってきてくれ。」
真琴「オカズ?エロ本って、オカズにするんだ・・・・。」
真琴「祐一ーっ!」
祐一「お、真琴。」
真琴「エロ本、ちっともおいしくなぁい!」
祐一「・・・食べたのか。」
砥石、激安。
祐一「というわけで、買ってきた。これで刀研げ。」
舞「はちみつクマさん」
しゃあっ、しゃあっ、しゃあっ、しゃあっ、しゃあっ、しゃあっ、・・・・・
夜の校舎。無人の校舎。暗闇の中、只刃物を研ぐ音だけがこだまする・・・
祐一「・・・やっぱりやめてくれ。」
舞「・・・これ安物。」
薬、激安。
栞「ということで、買ってください。」
祐一「なんで。」
栞「祐一さん、・・・・・私のこと嫌いですか?」
祐一「オチが見えてる・・・・」
栞「あ、なんかバイアグラってのも安いですよ。」
祐一「そんなもの必要ない!」
栞「ゆーいちさん、元気ですもんね♪」
祐一「意味わかって言ってるのか・・・?」
店員「32万8千円になります。」
栞「たくさん買いすぎてポケットにも入りきらないから、祐一さん飲んでください。」
祐一「ポケットに・・・買いすぎにもほどが。」
タキシード、激安。
北川「よし、買おう。」
店員「似合わないと思いますよ。」
北川「あんた、それでも店員・・・?」
キツネ、激安。
美汐「こうしてまた、私みたいな人が増えていくんですね・・・・。」
祐一「買ったものだったんかい!」
ネ コ、激安。
祐一「・・・たくさん買っちゃったな。」
名雪「・・・そうだね。」
祐一「・・・秋子さんへのおみやげにしようか。」
名雪「・・・ジャムになっちゃうよ?」
祐一「食べなきゃ済む事さ。」
名雪「そうだね。」
祐一「全く、小学生並の脱字だよな、「ッ」入れ忘れるなんて。」
Kanonテレカ、激安。
祐一「どうだ、欲しいだろう。」
久瀬「別に。」
祐一「別にってことあるか。魔女っ娘さゆりんだぞ。欲しくないはずがない。」
久瀬「別に。」
祐一「なんだお前・・・。さては、あゆの方が欲しいのか?」
久瀬「お前・・・・金に困ってるなら、素直にそう言ったらどうだ?」
弁当、激安。
祐一「あれ、佐祐理さんは?」
舞「・・・日直。」
祐一「そうか、じゃあ今日は弁当無しか。」
舞「・・・ある。」
祐一「なんだあるのか。しかし、いつもより量が少ないような・・・?」
舞「・・・・・・・・・。」
祐一「ま、いいか。ん、なんだこの牛丼は?」
舞「・・・おごり。」
祐一「珍しいな、舞がおごってくれるなんて。お金あったのか?」
舞「・・・・・・・・・。」
香里のノート、激安。
北川「全く、試験が終わると途端に売れなくなるんだよなあ・・・。まいっちゃうぜ。」
香里「ちょっと。」
北川「へい、らっしゃい!」
香里「最近ものがよく無くなると思ったら・・・・あなたの所為だったのね。」
北川「ち、違う、これは相沢の使い古しで・・・・」
弟、激安。
佐祐理「・・・祐一さん、佐祐理をなんだと思ってます?」
祐一「ブラコン。」
佐祐理「・・・いこ、舞。」
祐一「ま、まって。俺貧乏だから、お金無くて・・・・・」
名雪、激安。
祐一「買った。」
秋子「了承。」
祐一「え、冗談だったのに」
秋子「大丈夫ですよ。」
祐一「俺、人生決められてしまったんだろうか・・・・」