森のくまさん♪
♪ららら ら〜ら〜ら〜ら〜〜♪
♪ららら ら〜ら〜ら〜ら〜〜♪
1.
♪ある日 (あるぃひ) ♪ 森の中 (もりのなか) ♪
栞「私、森首相も野中幹事長も大嫌いですっ!」
いや、こんなところでいきなり政権批判され初めても・・・・
♪クマさんに (くまさんに) ♪ 出会った (であった) ♪
北川「やあお嬢さん、ご機嫌いかがかな」
栞「きゃーオオカミ。」
北川「クマさんだっちゅーに!」
♪花咲く 森の道 ♪ クマさんに 出会った ♪
北川「知ってるかい?花咲ガニってのは、ほんとはカニじゃないんだよ。」
栞「それってタラバガニの間違いじゃないですか?」
2.
♪ クマさんの (くまさんの) ♪ 言うことにゃ (いうことにゃ) ♪
栞「狼ですっ!絶ッ対狼ですっっっっっっっ!」
北川「なんでだよぉ・・・・(泣)」
♪ お嬢さん (おじょぉさん) ♪ お逃げなさい (おにげなさい) ♪
栞「言われなくても逃げますっ!」
ぼぐっ
北川「うう・・・みぞおち一発・・・・・・なんでそこまで・・・・」
♪ すたこらさっさぁのさ〜 ♪ すたこらさっさぁのさ〜 ♪
栞「スタコラサッサって、なんかロシア人にいそうですよね。」
いないって。
3.
♪ ところが (とぉころが) ♪ クマさんが (くまさんが) ♪
舞「・・・はちみつくまさん。」
北川「なんであんたがいきなり・・・」
♪ あとから (あとかぁら) ♪ ついてくる (ついてくる) ♪
栞「きゃーっ、ストーカー!」
北川「狼の次はストーカーかい!」
栞「いやあぁっっっっっっっ!!!!!!」
香里「え?栞の声?」
4.
♪ お嬢さん (おじょぉさん) ♪ お待ちなさい (おまちなさい) ♪
栞「待てといわれて待つくらいなら、最初から逃げませんっ!」
♪ ちょっと (ちょぉっと) ♪ 落とし物 (おとしもの) ♪
栞「落とし物とか言って、ほんとはポケットからスったんじゃないですか?ナンパでよくある手口ですっ!」
北川「俺、四次元ポケット使えないっちゅーに。」
♪ 白い貝殻のぉ ♪ 小さなイヤリング ♪
栞「これ、私のじゃないです。」
北川「なに?!」
香里「どうしたの栞?」
栞「あ、お姉ちゃん。ストーカーに絡まれてるの。」
香里「ふうん・・・・。あたしや佐祐理さんにフられて、秋子さんともうまくいかないから、今度は栞ってわけ・・・・」
北川「え?!ち、違う・・・」
5.
♪ あらクマさん (あらくまさん) ♪ ありがとう (ありがとう) ♪
北川「『フクちゃん』に『あらくまさん』っていたよなあ、なあ?」
栞「今の若い人、そんなの知らないです。」
♪ お礼に (おれいに) ♪ 踊りましょう (おどりましょう) ♪
香里「輪舞。そして剣の舞。」
舞「・・・了解。」
北川「了解って、ちょっと待て、何その剣!」
♪ ららら ら〜ら〜ら〜ら〜 ら〜 ♪ ららら ら〜ら〜ら〜ら〜 ら〜 ♪
北川「うぎぁぁぁぁぁ・・・・・・・」
♪ らんらん ♪
荒野草途伸です。
今回、初めてあとがき書いてみました。
あとがきというか、このSSを書いたきっかけというものですか。
人間の睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があってこれが数時間毎に交互に繰り返されています。そして、レム睡眠からノンレム睡眠に移行するときに、しばしばそのまま目が覚めてしまう、ということが間々あります。
その日の私もそうでした。そしてふと浮かんだ曲が、「森のくまさん」でした。
ところで、私は「若者は『閣下』という言葉を知らない」などとほざきやがった森首相がかなり嫌いです。
当然、「森のくまさん」=「森喜朗」=「むかつく」=「もう眠れない」 となります。
しかたないので、パソコンの電源入れてこれを書いたというわけです。
そんだけです。
複雑な背景とかは、全然ありません。
それでは、また会う日まで