あゆちゃんなゆちゃん


名雪「あゆちゃん・・あゆちゃんって、酷いよね・・・」

あゆ「な、なに名雪さん・・・目つきが凄く怖いよ・・?」

名雪「あゆちゃん・・・どうしてわたしから、祐一奪うの?」

あゆ「うぐぅ、そんなこと言ったって・・・ボク祐一君のこと大好きだもん」

名雪「わたしだって好きなんだよ・・・七年前からずっと・・・」

あゆ「ボクだって七年前から・・・」

名雪「そうだよ。七年前だって、わたしから祐一奪って・・・酷いよね」

あゆ「うぐぅ」

名雪「たい焼きだけでは飽きたらず、祐一まで盗もうって言うんだね。この泥棒猫。」

あゆ「うぐぅ、そこまで言わなくても・・・」

名雪「泥棒猫。」

あゆ「そんな何回も言わなくても」

名雪「そうなんだ・・・あゆちゃんって・・・猫なんだ・・・。」

あゆ「な、なに名雪さん・・・目つき怖くなくなったけど、なんだか違う意味で怖いよ・・・?」

名雪「ねこー、ねこー」

あゆ「え、な、なにするの?!うぐぅ〜!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 

名雪「あさごはん、だお〜」

あゆ「秋子さん、おかわり。」

祐一「人んち上がり込んで、朝飯食って。お前って図々しいな。」

あゆ「うぐぅ、だって秋子さんが誘ってくれたから・・」

祐一「まったく、誘われたら誰んとこでも朝飯食いに行くのかお前は。」

秋子「まあまあ祐一さん。はいあゆちゃん、コーヒー入れたわよ。」

あゆ「ありがとう秋子さん。うぐ、熱い・・・」

秋子「あらあら、あゆちゃん猫舌だったわね。忘れてたわ。」

名雪「猫舌。」

がたん

祐一「ん?どうした名雪。」

あゆ「って、この展開はまさか!」

名雪「あゆちゃんの舌って、猫なんだ・・・・」

あゆ「ち、ちがうよ、そうじゃなくて!」

名雪「ねこー、ねこー、んくうくんふ」

あゆ「んん〜!!(うぐぅ〜!)」
 
 
 
 
 
 
 
 

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